APPARELWEB INNOVATION LAB.APPARELWEB INNOVATION FESTIVAL

会社設立から55年、レディースブランド「アクシーズファム(axes femme)」の設立から15年。売上高を追い求め全国の店舗展開を積極的に行ってきたIGAがこれからのデジタル世界に向けて大きな舵をきった。「もう、国内での出店は考えていない」と言う五十嵐氏が語る、生き残りをかけたこれからの店舗戦略とデジタルマーケティング戦略とはなんなのだろうか。

「いつまでも”可愛らしさ”を忘れない」そんな大人の女性へ向けた、フェミニン且つカジュアルスタイルを特徴としたブランド「アクシーズファム」。

繊細なレースやフリルなど細部までこだわり抜かれたアイテムは、クラシカルでノスタルジックな雰囲気を放つ独特な世界観で多くの女性に支持されている。そんなアクシーズファムは現在国内117店舗と海外8店舗を展開している。

「これまで売り上げを上げるためにがむしゃらに店舗数を増やすことだけにこだわってきたが、これからはそれだけでは通用しない」と五十嵐氏は話す。

店舗戦略として、販売地域やターゲットに合わせて商材を絞っていくことが重要であると同時に、店舗内装や什器にもこだわり、他ブランドにはない色使いやディティールなど独自のカラーを出してブランディング力を高めることにも注力していくという。
さらに、多くの消費者にとって、商品を購入する際にWEBで情報収集するということが当たり前になった時代に合わせ、“今までにない日本にただ一つだけ”そんなショールーミング型の店舗を作った。

昨年、同社の創業地・福井県で実験的にスタートした
「アクシーズファム ラボ(axes femm labo)」だ。

同店では、販売中の商品はもちろん、今後発売予定のサンプルまで幅広く取り揃えられている。店内には豪華なフィッテングルームやダイニングテープルを配置し、お茶を出すなどお客様をもてなす空間が整っているという。お客様一人ひとりと向き合い、ゆっくりと時間を掛けて接客をすることで、遠方から来店していただいたコアなお客様を大切にしていくという同社の思いを伝えることができると考えている。

また、店舗だけではなく、デジタルマーケティングとして、オンラインショップ開設・スタッフブログ開設・アプリ開設・メンバーズポイント統合に力を入れるなど、WEB上でもしっかりとお客様の心をキャッチすることは欠かさない。今後は、お客様一人ひとりにパーソナライズした情報を届け、より密な関係を作っていきたい。「世界に通じるブランドとして、私達にしか生み出せない価値を私達の手で作り上げていく」と五十嵐氏は熱く語った。